はじめての不動産売買取引
不動産は素人にとって、いろいろと難しい領域です。 不動産を売ったり買ったりするということは、大きなお金が動きます。人生の中でも数少ない大きな買い物となるかもしれません。そこで大金を投じて多くの利益を手に入れることもあれば、逆に大損をする場合もあります。そこでこのページでは、不動産売買の基本的な知識や手順をご紹介いたします。
不動産の購入取引方法
不動産を購入する
不動産を売買する場合、不動産業者に依頼することが一般的ですが、どのような手順、仕組みで不動産を売買するのか解らないという方が多いと思います。また、知っていそうで知らないことや知っておかなければならないことなど予備知識を持っておきたい事を説明いたします。
買いたい場合はそれぞれ業者により異なりますが、特別な契約はありません。
不動産の売却取引方法
不動産売却方法は、「仲介」と「買取」の2種類
不動産を売却する方法には、「仲介」と「買取」の2種類があります。どちらの方法も不動産屋さんが対応してくれるという点は変わらないのですが、売却方法は全く異なっています。
仲介とは?
仲介による不動産売却は、一般的に多く採用されており、通常、不動産売却というと仲介での売却方法をいいます。日常生活でも折込チラシや電柱についている売出しの看板などで、どのように買主を探しているかを見かけることが出来ます。仲介で依頼する場合は、不動産屋さんとの契約形態を決める必要があります。仲介の契約形態は3種類あり、(1)専属専任媒介契約(2)専任媒介契約(3)一般媒介契約、の3種類があります。それぞれの契約形態により、制約事項などが存在します。
買取とは
買取での不動産売却は一般的にあまり馴染みが無く、「初めて知った」という方も多くいらっしゃると思います。これは広告活動などを行う必要が無い売却法という特徴からも当然の事と言えるかも知れません。
通常「不動産を売却したい」と思い立った時、「出来るだけ高く売却したい」というのを最も優先的に考え、買取価格が重視されます。しかし買取での売却を希望される場合は金額よりも重視される点が他にあり、仲介という形での売却方法が難しいケースで選択されています。
しかし、買取は、どの不動産屋さんでも対応してくれる訳ではありません。 仲介の場合なら、不動産屋さんは、買主を探す事が仕事になります。そのため購入資金を必要としませんが、買取では不動産屋さんが買主となる為、購入資金が必要となるためです。つまり、この購入資金が用意できる不動産屋さんでなければ、買取を行ってもらえません。 また、購入した不動産はリフォームなどをして再販しますので、売ることが出来ない物件は購入してくれない場合があります。 この為、仲介より条件が厳しくなり、不動産屋さん探しは難しくなってきます。